ひさしぶりに文芸座

Posted at : 2006年 / 11月 / 17日


一年以上ぶりにぶらっと文芸座へ。

見損なっていた『X-MEN』と『デッドマンズ・チェスト』が
今日で最後だったもんで。えーと、いつものようにネタばれ
てんこ盛り
ですが、まあ古い映画だからいいやね。

まずは『X-MEN ファイナル・ディシジョン』

原題は『LAST STAND』とシンプルなのに、なんでこんな
言いにくい邦題を付けるのかがまずナゾ。

原作ファンから最も愛される「ダーク・フェニックス・
サーガ」がモチーフになっているだけに不安も大きかった
けど、まずまずじゃないでしょか。監督がブライアン・
シンガーからブレット・ラトナーに変わったせいか1作目、
2作目に感じたスケール感の小ささやプロットのヤヤコシサ
もなくなった。

一方でX-MEN不動のリーダー・サイクロップスが冒頭で
死んじゃう展開にはビックリ。まあ確かにクライマックス
にはジャマだけど。しかし行方不明になっても誰からも
心配されないサイク…人望ねーんだなあ('A`)

ヤマ場のカタストロフは迫力満点でいいんだけど(ねじ曲げ
られる金門橋とか)、軍隊の加勢に駆けつけたX-MENが
まあブラザーフッドのミュータント軍をぶち殺すぶち殺す!
軍隊が持ってるのはミュータント能力を奪うだけで人命には
無害なキュアーガンだから、ぶっちゃけ軍隊よりひでえぞ
ウルヴァリン! しかも自分らは使用には反対してた
キュアーでマグニートーやっちゃうし! こらこら!
あとジャガーノートのヘルメットはあんまりだろ…orz

今回はあらたにキティ・プライドとコロッサスがX-MENに
昇格し、いよいよクレアモント&バーンの80年代黄金期
メンバーに近づいたな! と思ったらなぜかナイトクロウラー
出ないし。なんでだ? BAMF!楽しみだったのに。

ビーストとエンジェルも登場して、折角60年代のオリジナル
X-MEN揃い踏みが見られるかと期待したのに、エンジェルの
方はあんまし活躍しなかったね…。あとビーストことハンク・
マッコイ博士は『2』ではまだ人間形態だったのに、いつの
間に変わったのかしらん?

『1』ではほんの少年だったアイスマンは今回クライマックス
でもカッコイイ見せ場があってよかったね。最後の最後に
原作どおりの氷人間形態が見れてうれし。

能力を奪われたマグニートーが、真鍮のチェス駒をほんの
わずか、磁力で動かすか動かさないか、というところで
暗転するラストは粋だっただけに、エンドタイトル後の
カットは蛇足だったかなあ。またここにモイラ・マクタガード
博士という重要キャラをさりげなく置いておくところが
ニクくはあるんだけどさ。

重要キャラといえばボリヴァー・トラスクも出てきた
(『コマンドー』の「オレはグリーンベレーだ!」こと
ビル・デューク)わけで、続編があるならぜひセンチネル
出してね! よろぴく(冒頭にちょっとだけシルエット
が出てきてたけど)。


お次『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・
チェスト』


うーむ、ここまでザックリと「次回に続く!」的終わり方
する映画も珍しいなあ。

全体的に見てよく出来てはいる。
痛快アクション、甘いロマンス、適度なグロ趣味、そして
全編を貫くズッコケギャグ。いずれも前作の魅力をよく
引き受けている。

いかにもディズニー的なコミックリリーフのヤセデブ
コンビ(ディズニー離れしてド汚いところが好きだ)は
もちろん、前作では引き立て役だったノリントン提督が
重要キャラとして復活するあたりはスタッフのいい意味
での作品愛を感じる。

あくまでも愛と正義に生きるヒーロー、ウィルと
謎めいていて時にセコすぎるジャックの描き分けも
明快。ヒロインのキーラ・ナイトレイたんもラストで
意外な顔を見せこれまた魅力的。

ただなあ、エンドタイトルが出た瞬間、「え、終わり?」
と思ってしまったのも事実なわけで。クライマックスの
クラーケンとの戦いは迫力不足とはいえないまでも、
長編映画のヤマ場としてはややパンチ不足。「続く」
映画は『スターウォーズ EP5』にしろ『バック・トゥ・
ザ・フューチャー2』にしろ、それぞれの大ヤマは
きっちりあったわけだしね。まあ『3』も見に行くけどさ… [ひさしぶりに文芸座]の続きを読む

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落語の極2

Posted at : 2006年 / 11月 / 17日
『落語の極』今週も圓歌師匠で「北沢家の人々」。

新作落語で45分はすげーなあと思ったけど、よく
聞くと我が家の話してるだけなんだよな。もっぱら
もうちょっと若い時分に同居してた自身と嫁さん
(再婚したので二人分!)のジジババの愚痴w

なんだけど、語り口で聞かせちゃうんだよなあ。
単なる小一時間の雑談のようで、まったく淀みも
たるみもなく語りきって落としちゃうから、
やっぱり名人芸。小話ありブラックユーモアあり
秘話あり下ねたありで、よく作られてるんだよな。

自分の少年時代の吃音を語る割と長いくだりが
やたらと面白いんだけど、これなんか普通の
演芸番組なら全カットだろな。どもりながら弟子入り
の挨拶したら先代の圓歌も吃音だったとか、戦時中の
学校で吃音をなじった嫌な教師が一龍斎貞鳳の親父
さんだったとか、師匠マジハードコアだよ。

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