クラカメ・レンズ本はつまらない

Posted at : 2007年 / 03月 / 01日
先日古本屋で買った『ライカレンズのすべて』を見ていて思った。

最近やたらと出ているクラシック系カメラやレンズのムックとか
解説本はナニユエかくもつまんないのであるか。

わしの独断的結論をぶつならば、作例がつまらんの一語に尽きる。
だいたい九割九分、毒にも薬にもならんストリートスナップか風景。

そんな眠たい写真はわしみたいなクソ素人がヒマ潰しに撮ってれば
ええんじゃあ! めんこいオナゴを撮らんかいめんこいオナゴを。

まあ確かにオナゴを撮るのは風景撮るよりゼニかかる。それはわかる。
「めんこい」と形容詞がつくとさらにちょっと余計にかかる。
本を作る予算だって無限じゃない。それもわかる。わかりますよ。

でもな。「時間も予算もないんで、そのへん適当に撮ってきました」
的な作例出されて「レンズの味が…」とかやられると激しく萎える
わけです、アタクシなどは。レンズヲタクがいかにふだん写真を
撮らないかの証明みたいで。

萩原和幸さんみたいにニコンSやライカで美少女写真を積極的に
撮ったりしてる写真家さんもいるわけでね、「美写魂GT」みたいな
作例がもっといっぱい載ったら、クラカメ本にももちっと新しい
視野が開けるんでねえのか、と妄想したりする今日この頃ですよ。

この種のムックでわしが一番好きなのは1999年に出たツァイス本
『コンタックスとツァイス・イコンの肖像』(ワールドフォトプレス)。


もう表紙からイイよね。

中にも黒川未来夫撮影によるオシャレなポートレートが大きく
フィーチャーされていて印象的。古いコンテッサのテッサー45mmや
コンタックスのオリンピアゾナー180mmで撮ったキレイなおねいさん
写真(カラーネガの自家現像)が実にヨイ。トータルな編集センスの
勝利という感じもするけど、こーゆー色気のあるカメラ本がまた
出て欲しいものっす。

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