
ニッシンのスピードライトDi622試用モニター機が今朝到着。
いちおーモニター用に預かったモノなので、試用インプレはまず
ニッシンに送るのを優先するとして、ここでは外観の印象などを。
サイズ的にはキヤノンのスピードライト430EXとほぼ同等くらいか。
重量は430EXより20g軽い。下は旧550EXとの比較。

最近流行の、ヘッド部分を小さくしてダウンサイジングを図る
デザインではないので印象的にちょっと損しているけど、
Kiss Dに付けてもバランスのいい中型スピードライトだと思う。
バウンスはぐるっと真後ろまで回転できるし、ワイドパネルとは
別に乳白色のキャッチライトパネルも装備されていて、これは
なかなか便利そう。ヘッドに「うつむき」角度がないので
直射マクロには弱いかな?
インテリジェント・デジタルスレーブモードはキヤノン純正の
スピードライト・トランスミッターにも反応するか実験してみた。
赤外線に対する受光角がけっこうシビアだ。というか実質的に
単独ではシンクロしない。スレーブモードではTTL調光にならず
単体露出計を使った完全マニュアル調光が前提になる。
一方オフカメラシューコード2では、当然ながら完全に
シンクロした。マスターストロボの発光を受けてシンクロ発光
する機能は別段珍しくないけれど、どうやらこのモデルは何か
EOSスピードライト特有の信号を受けているようで、不思議な
ことにサンパックのB3000Sをマスターにすると、全くシンクロ
しなかった。
テレ時の最大GN44はクラス最高レベルで、一般的な撮影では
まず不満のない性能がありそうだ。ハイスピードシンクロ機能が
ないのも価格帯相応でこれは納得。
荷物がちょっとでも軽くなるとありがたいイベント撮影などで
活躍してくれそう。しばらく使い込んでみたいっす。