『エミリー・ローズ』@スタチャ

Posted at : 2007年 / 05月 / 16日
実際の悪魔憑き事件を映画化! ついに法廷が悪魔の実在を承認!
といろいろ話題になった『エミリー・ローズ』

予想通りアホっぽい映画でしたな。
亡くなった女の子にはお気の毒だけど、心を病んだ田舎の女の子と
迷信深い聖職者が引き起こした空騒ぎにしか見えないよね、
非キリスト教者にとっては。

だいたいこのテの映画見ていつも思うのは、田舎の小娘一人
モノにして、一体ナニをしようというのか悪魔ってもんは。
そんなことで世界制服できんのかよ悪魔ー。だからお前はいつも
ダメなんだって言われるんだよ。

他にも弁護側証人に使われた女性人類学者が、死後インチキを
証明されたオカルト宗教家カルロス・カスタネダを引用していたり、
神父がエミリーの手に聖痕があったと主張したり(ローマ時代の
磔刑は手ではなく実際には手首に杭を打ったそうで、キリストの
刑死が再現されるなら血は手首から出るべき)、噴飯ものの
主張ばかり。

そもそも田舎の小娘を拒食症にするのが精一杯の悪魔を相手に
「敵は強大な闇の力だ」とか大真面目に言ってるから可笑しくて
しゃーないんだよこの神父。しまいにゃ挨拶に来るんだぜ、悪魔。
礼儀正しいなあ。お祓い受けたら「我はルシファー!」とか
言い出すし。こんなのが地獄のボスなら当分地上は安泰だわな。

照度を絞った画面作りの雰囲気とか、法廷劇を軸に進む展開とかは
悪くなかったけど。まあバイブルベルトあたりに住んでる田舎の
ファンダメンタリスト連中が喜びそうな映画でした。

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おもいで横丁

Posted at : 2007年 / 05月 / 16日


(EOS KDN + EF28mmF1.8)

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