『トンデモ本の世界U&V』

Posted at : 2007年 / 10月 / 16日
元祖『トンデモ本の世界』三年ぶりの新作…つっても、その間も
休みなく関連書籍は出続けてるけども。

そのせいかどうか知らんけど、なんか全体に不作。ていうか
トンデモ本の傾向が変わっているんだろうか。『U』に
収録された大賞受賞作『量子ファイナンス工学入門』がその
典型なんだけど、全体に書き手が変に小利口になってきてる
っつーか、ちっちゃくまとまりがちというか、と学会的にも
新たな切り口が見つからないのか、という気も。初期の
「宇宙生物ドルバッキー」みたいな、「ああ、バカが狂った!」
と腹抱えて笑えるインパクトの強い本って少なくなったなあと。

いやまて、もしかして、この三年、トンデモ本大賞にライブで
参加しているせいで勝手にネタバレ状態になってるのが悪いのか?
それともわしもだんだんトンデモにスレてきちまったのか?

とりあえずトンデモファンならどっちも当然買ってるだろうけど、
もし手始めにどちらか一冊…と迷っている人なら『U』の方が
面白いネタが多いと思う。『V』は平均的にややネタの爆発力
弱めな気がする。

『U』では特に世界的数学者・加藤和也先生がフェルマーの定理を
解くにあたって、なぜかゼータ関数を脳内萌えキャラ変換して
しまい、住居まで訪ねていった
という『解決フェルマーの最終定理』
が特にお気に入り。この先生は世界数学会議で基調講演をつとめる
ほどのガチの大学者だけど、奇人としてもつとに有名らしい。

同じく『U』掲載のライアル・ワトスン批判はちょっぴり照れ臭い。
恥ずかしながら大学時代、妄信して真面目に読み耽ったものなあ。
まあわしも「日本では地震云々」のクダリで、「この人はけっこう
いい加減なんじゃないか」と思い至って、そこで離れたけど。

あと『V』のあとがきで山本会長が書いていた、若い世代の論理的
想像力の欠如については全面賛同。会長はゲーム『ガンパレードマーチ』
を引き合いに、世界が妖魔に占領され、文明は日本しか残っていない
のに、食料や兵器を生産する資源に全く困っていない様子なのを
不思議がる。わしもアニメ版を見て、首をひねったクチだ。

ていうか『ガンパレ』に限らず、最近のアニメ、ラノベにちらちらする、
「ライトな末世」「カジュアルな戦時」には個人的にもゲンナリする。
またそういう想像力のない作家が、安易にキャラを殺して共感を
得ようとしているのなんか見ると本当に死にたくなる。別のところ
にも以前書いたけど、昔、宮崎駿は「アメリカ人は終末を描けない。
本当に国のどこにもモノが無いという時代を経験したことがない
から、核戦争後の世界でも地面にスーパーが埋まってて、そこの
コーラを飲んでたりする」みたいなことを語ってたけど、日本も
同じような世代が育っているのかも知れないね。あ、これはわしの
完全なる私見。トンデモ本とは関係ないですね。すんましぇん。

■お詫びと訂正■
映画「思春の森」に関する当ブログの記述について、山本宏様
公式HP
において「事実と違う」とご指摘をいただきました。
つきましては当該の文を削除し、ご迷惑をおかけした山本先生
および関係者の方々に深く謝罪いたします。



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JBC亀田一家への処分まとめ

Posted at : 2007年 / 10月 / 16日
大毅は1年、史郎氏は無期限ライセンス停止 史上に残る不祥事

史郎氏の無期限停止「解ける条件などない」 JBC会見

亀田史郎氏がコメント「自分の処分には納得、大毅の1年は長い」
日本ボクシングコミッション(JBC)から無期限のセコンド資格
停止処分を受けた亀田史郎トレーナーは15日夜、「簡素ながら、
率直な気持ちとして、下記のようにコメントを発表させていただき
ます」として、次のコメントを発表した。

 「自分が受けた処分には納得しています。自分と大毅はこの反則
行為に関しても深く反省しております。ただ段階的に考えても
いきなり1年間のライセンス停止処分は重いものではないで
しょうか。
ボクサーとして成長期にある18歳の大毅にとって、
1年間はあまりにも長いと思います」
                 (以上すべてサンスポより)
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し、史郎反省の色ねえええええええええ!Σ(゚д゚lll)
世間は1号が実質お咎めなしって時点で、「甘すぎね?」
って思ってますけど。

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