『グエムル 漢江の怪物』

Posted at : 2008年 / 05月 / 08日


テレ東深夜にやったので見てみたよ韓国製怪獣映画『グエムル』。
韓国では大変な大ヒット、日本ではビックリの大コケだったわけ
だけど、まあコケたのも無理ないわなあって出来。

在韓米軍の医師が無責任に垂れ流させた薬品のせいで生まれた
(と暗示されているが、詳しい説明はない)怪物に娘を攫われた
一家が奪還に奮闘する。

というお話なのだが、物語の大半は頭の悪いこの一家が、韓国人
らしく大袈裟に嗚咽しながら右往左往するばかりの退屈なシーンに
費やされる。男はみんなブサイクで、非常に潤いのない画面が続く。
ちょいちょい挿入されるムダにコミカルなシーンが緊迫感を削ぎ、
さっぱり収束していかないストーリーに見るもののイラダチだけが
募る。

怪物のCGは素晴らしいが、その生態の設定がケンチャナヨなので
これまた緊迫感がない。たとえば、怪物の最初の大暴れのシーン、
どうやらこいつは人食いらしいのだが、わあわあ走り回って
大騒ぎする割には、さっぱり血も死体も出てこないから、
「いったいコイツは何やってんだろう」とこちらは首を傾げる
ばかりだ。もしかしたらこいつは、見かけは凶悪だけど本当は
人にじゃれついているだけではないのかしらん、とか。

また仮に最初のシーンで大量の人食いをしたとして、なぜ少女
だけを生きたまま巣に攫っていったのかも説明がないしなあ。

結局一家はバタバタしただけで何の役にも立たず、怪物は米軍の
生物兵器によってへろへろに弱ったところを、一家によって
河原でなぶり殺しにされて終わる(米韓の軍は何やってんだ?)。

一家の中で唯一ヴィジュアルのいい、かつアーチェリーの選手
という戦闘力の高そうな設定の長女キャラが中盤にまったく
活躍しないのもストレスの素だよねえ。最後に火矢射るだけかよ…
だらしない父たちを尻目に、このお姉ちゃんが大活躍!なんて
シーンがあれば燃えたのにさ。台詞ひとつねえんだもん。

見るだけ時間のムダな映画でしたハイ。

それにしてもさっきの地震、すごかったなあ。
棚の上に積んであるフィギュアの箱ががらがら落っこちてきたぜ。
なんか朝までにまた揺れそうな気がするなぁ…おっかねぇ。

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