「キイナ 不可能犯罪捜査官」

Posted at : 2009年 / 01月 / 21日


カンちゃんが『トリック』『ガリレオ』っぽいドラマやるよ、
ってんで、見てみた。

「本当にあった不思議な話」みたいな本によく出てきたような事件を
カンちゃん演じる美人刑事が解決、というオリジナル脚本のミステリ。
登場するや、殺人現場に散らばるナゾの魚を「竜巻ですよ!」と解決。
ふむふむ、ネタとしては半世紀くらい前のものだけど、まあいいでしょ。

ところがこのヒロイン、占いも血液型性格判断も熱心に信じる
バリバリのビリーバー。この時点でそうとーにオツムの具合が
心配になり、オツムの悪いヒロインの行動を見せられる方には
不安とイライラが募る。

クライマックス、ヒロインの超能力が明かされる。彼女は目にした
ものすべてを記憶する直観視の能力を持っていたのだ。いわゆる
サヴァン症候群、脳障害のある方によくある症例なんですが、
健常者がそういう能力を持ってても、フィクションですからOKでそ。

つーことで解決の糸口をつかむため、彼女は難しい医学書を大量に
読み漁るんですが、「字面を記憶する」ことと「読んで理解する」
ことは根本的に違いますね。情報処理の基本からつまずいちゃってます。
彼女は読んだ本を書き写すことはできるでしょうが、それを知識と
して自分のものにできるとは思えません(それだけの知性があれば
科学と疑似科学の区別くらいつこうってもんです)。

さらに「心臓にも記憶があるんです」とトンデモ本から引っ張って
きた事例を、さも科学的に検証されたケースであるかのように
得々と説明するヒロイン。あああ。頭を抱える視聴者=わし。

そしてクライマックス。
犯人に詰め寄るヒロインは、やおら犯人の顔面をぶん殴る!
理由は…DNA鑑定のために血液を採取したかったから。

えーっ!( ̄□ ̄;)!!

このヒロイン、自分の口で「DNA鑑定には髪の毛一本あればいい」
つってんですけど。あと捜査官が容疑者に理由もなく鼻血が出る
ほど暴行したら、公判でものすごく不利になると思うんすけど。
つーかそれ自体、鉄板で犯罪成立しちゃいそうですけど。
大丈夫?

ま、結論言いますと、スイーツ脳(笑)万歳。

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