ズイコー24mmF2テスト撮り(デジタル編)

Posted at : 2009年 / 08月 / 16日
思ったより暑くなりましたお盆最後の日曜、昨日精進したズイコー
24mmF2のテストに出かけました。ロケーションは新橋から竹芝桟橋。
とりあえず今日は、ディスカバーフォトで買ったマウントアダプター
で、EOS50Dに装着して撮った画像から。

余談ですが、新橋はかつて銀座と並ぶ中古カメラ屋が盛んな街でした。
しかし、久しぶりに歩いたら、老舗がみんな潰れてなくなってい
ました。この不景気、中古カメラ屋こそ元気でいて欲しいところ
ですが、デジタル時代になって「古いカメラを買う」という発想が
ヲタ以外にはなくなってしまったのかも知れません。ご店主も高齢の
方が多かったので、これも時代の流れでしょうか。

寂しい気持ちで新橋駅前でファインダーを覗いていると、サーファー
風の陽気なお兄ちゃんたちに声をかけられました。「このあたりに
中古カメラ屋さんないですか」と。「前はたくさんあったけど、
今見たら、みんななくなっちゃってました」と教えると、お兄ちゃん
たちも残念そうな顔で、駅前に新しく出来たヤマダ電機に入って
行きました。

閑話休題。
本題に行きましょう。
まずは遠景。


順光のピーカン。絞りはF8。問題のない描写です。

お次は近景。


やはりF8くらいまで絞っているはずですが、逆光気味のためか、
ややモヤッとしています。フードがないのも影響しているかも
(フィルター類は一切付けていません)。彩度も当節のレンズに
較べると、やや沈んでいます。※カメラのピクチャースタイルは
「ニュートラル」に設定してあります。

絞りによる描写の違い。
F2開放。


少し拡大すると、ハイライト部にハッキリと滲みが出ています。
状況によっては、もっと激しくパープルフリンジが出ることも。
こういうの見ると、逆に、この数年出てきたデジタル対応レンズの
コーティングの進歩を実感しますね。

F2.8。


滲みが消えます。全体にまだやや甘めですが、デジタルなんて誰も
予想もしなかった発売年代を考えたら立派なものです。

F4。


流れていた周辺の描写も落ち着きます。問題ないですね。

F5.6。


コントラストの高い、ズイコーらしい描写です。

逆光描写。フード無し、F8です。


フレアもゴーストも出てますが、やはり時代を考えたらこんなもの
でしょう。最新のデジ用ズームでもこの程度の奴はありますから、
たいしたもんです。

マクロ。近接限界まで寄ってます。F8半くらい?


橋の欄干で、ちびカマキリがクモの糸に引っかかってました。
ほんの2本くらいの糸なので、気合いで行けば逃げられそうに
見えますが、ほとんど諦めた様子でした。

竹芝桟橋に着くと、ちょうど小笠原の父島との定期船が接岸する
ところを見られました。船はいい。島もいい。ああ行きたいな。


F11くらいまで絞っていると思います。こうなるとカリカリの
広角レンズらしい描写です。



開放はハイライトがだらしなかったり、ややモヤッたりしますが
(これは望遠の100mmF2.8にも同じ傾向があります)、使いこなすと
面白そうなレンズです。やはりこの時代の玉は絞って使うのが
基本ですね。解像度も最近のレンズといい勝負してると思います。
もう少し、ズイコーの味が楽しめる被写体を探してあげたいなあ。

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