『僕らのミライへ逆回転』

Posted at : 2009年 / 11月 / 07日


くっそ面白くない日本シリーズが終わって、スターチャンネルプラスに
変えたらやってたので期待せずに見ました。

これが面白かった!

小さな街のさびれた一角にある古い古い建物に、一人のじっさま
(ダニー・グローヴァー)が経営する小さなレンタルビデオ屋が。
今どき置いてあるのは全部VHSという、とんでもなくアナログな
お店です。当然客なんかほとんど来ず、市からは取り壊しのため
退去を迫られてます。

今日もぼけーっとした兄ちゃん(モス・デフ)が店番していると、
近所のガラクタ置き場に住んでるバカ(ジャック・ブラック)
せいで、ビデオが全部ダメになってしまいます。折悪しくそんな
時に限って、店長と仲良しのこれまたぽけーっとしたオバちゃん
(ミア・ファーロー)がやってきて、『ゴーストバスターズ』を
借りたいと言ってきます。

しかし貸せるビデオはなく、仕方なくデフとブラックは、店の古い
ビデオカメラを使って、3時間くらいで撮影から特撮から出演まで
全部自分たちでやっつけた「お手製ゴーストバスターズ映画」を
こしらえてゴマかします。

ホッと一息ついたところ、今度は別の客が『ラッシュアワー2』を
見たいと。男2人でだけで撮るのもなんなんで、近所のクリーニング
屋で働いてたヒスパニックの可愛い女の子(メロニー・ディアス)も
うまいこと言いくるめて引っ張り込み、これまた半日で完成。

そんなことを繰り返しているうちに、いつしかこのお手製の、
どうしようもない自主製作映画が「逆に面白い!」と口コミで街の
評判になっていき、メロニーを加えた3人は調子に乗って次々と
「新作」を発売。気がつけばさびれた店の前には長蛇の列ができる
ほどになります。これには、ビデオ屋経営の偵察旅行に出ていた
グローヴァー店長もビックリ。

しかしようやく店の経営が立ち直りかけた矢先、ハリウッドの
弁護士が乗り込んできて、「著作権法違反です!訴えますよ!」
大人気の自主製作リメイクを全部ロードローラーでぶっ潰して
しまいます。この弁護士をやってるのが、『ゴーストバスターズ』
(本物の方ね)にも出ていたシガニー・ウィーヴァーというのが
最高のギャグになってます。「こういう海賊版のおかげで、ハリ
ウッドは危機に瀕しているのです!」とぶち上げるシガニーに、
「ハリウッドのマンネリには飽き飽きなんだよ!」と怒鳴り返す
ブラックの台詞がたまりません( ̄▽ ̄)

すっかり落ち込んでしまう店長とデフですが、そんな2人に、
ブラックと彼らのファンたちが叫びます。「また映画作ろうぜ!
今度はオリジナルで!」

そこでデフは題材を考え、素晴らしいアイデアを思いつきます。
店のある古い建物には、かつて有名なジャズピアニスト、ファッツ・
ウォーラーが住んでたという伝説がある。ファッツの伝記映画を
みんなで撮ろう! かくして近所の映画バカや暇人やガキどもが
集まって、新たな映画作りが始まるのですが・・・

ストーリーを見てもわかるように、「手作り映画」への愛が溢れた
映画です。技術もストーリーもめっちゃくちゃでいいじゃない、
だって撮ってる間も、撮れたものをみんなで見ている時間も、
最高に楽しいじゃん、という感じです。登場人物はみんな暢気で
ちょっと抜けていて、腹の底からイヤな人というのは1人も出て
きません。終始ほんわかしたムードで物語は進み、最後にはほろっ
と泣かせる幕切れが待ってます。

すっかりいいじーちゃん顔になったダニー・グローヴァーに、
天然ボケのやはり初老のオバちゃんをチャーミングに演じた名女優
ミア・ファーロウ、ライバルビデオ屋の店長をやったアーティスト・
キッド・クレオールと、ワキはなにげに豪華。ジャック・ブラックも
いつものハイテンション芝居で古今の名画を次々リメイクしていく
様子が最高におかしいのですが、さらに最高なのは吹替え版で彼の
声をアテた高木渉さん。撮影シーンの芝居はまさにザ・高木渉ショー
といっても過言ではありません。

気分がブルーな時にはぜひオススメの一本です。


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ぽかぽか

Posted at : 2009年 / 11月 / 07日


昨日に続いて、ぽかぽかと暖かい一日でした。
EOSにOMズイコー24mmF2付けて、ちょっとお散歩。


(EOS50D + ZUIKO24mmF2)

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