DSC- TX5ファーストインプレ

Posted at : 2010年 / 04月 / 12日


というわけで、雨の中、サイバーショットDSC-TX5持って近所を
ぶらぶらしてみました。ファーストインプレッションなど。

●外観
手に取った人誰もが思うでしょうが、「これ本当に3m防水?」。
スイッチ類はごく一般的な形状ですし、ボディ自体、へたすると
普通のデジカメより華奢に見えるくらいです。1.5mの耐衝撃性能
とか-10℃の耐寒性能があるようには全く見えません。電池室の
蓋には一応ゴムパッキンが見えますが、拍子抜けするくらい
開閉方法は普通です。ただ、電池室の蓋の閉まりがちょっとでも
緩いと、電源投入直後に「半ドアです」的な警告メッセージが
出ます。密閉確保のためセンサーが仕掛けてあるようです。
せっかくですから洗面器に沈めたり、水道の水ぶっかけたりして
みたいんですが、まだちょっとびびります(ヘタレ)。

●起動
早いです。スライドオープン、「しゅわわん♪」と効果音とともに
即撮影準備完了。1秒弱というところですね。ちょっと安いにも
かかわらず、オリンパスμタフにしなかったのは、ここにつきます。
μタフは店頭でイジったら、呆れるほど起動が遅いんです。電源
入れてモニター点灯まで2秒以上はかかってるんじゃないですかね。
昔のデジカメを思い出しました。

●シャッター
半押し感覚がわかりにくいというデジカメWatchのレビューがあり
ましたが、確かにそうです。レリーズボタンのストロークが極端に
短いので、一般的な半押しの感覚で押し込むと、そこでシャッター
が切れてしまいます。本機では軽く指を載せる感覚で。ソニー的には、
半押しAFではなく、タッチパネルAFをメインに使ってちょうだい、
という思想なのかも知れません。長くカメラを使っている人ほど、
なかなか切り替えられないものなんですが、こういうことって。

●液晶モニター
見え加減は普通。彩度は鮮やかめ。流行の全面タッチパネルです。
3インチ16:9のワイドパネルですが、撮影アスペクト比は4:3か
16:9の二種のみ。基本4:3ですので、両サイドの余白にショート
カットアイコンが表示されます(隠したりカスタマイズも可)。
レイアウトのせいでしょうか、モニターの面積ほど撮影画面は
大きく見えません。「井」の字型のグリッドが出るのは嬉しい
ですね。とにかく背面全部を占めていますし、各種操作をするに
しろ、構えるにしろ、モニターに触らざるを得ないデザイン
なわけです。うっかりショートカットアイコンに触ってしまう
ことも少なくないと思われます。指紋がべたべた付くのがイヤな
人も多いでしょうし、この辺はちょっと慣れが必要です。付属の
タッチペンはニンテンドーDS感覚でなかなか便利です。IXY Dの
ストラップに付いてるちっこいタッチポイントよりいいです。


●露出補正
IXY D 930ISと同じ、アイコンにタッチ→ゲージをスライドタッチ
という方式ですが、レスポンスがすこぶる良いです。IXY D 930IS
も悪くはないですが、こちらはさらに好印象。デザインや色使いも
TX5の表示は凝ってますね。またおまかせオートにしておくと、
逆光補正HDRも勝手にやってくれるので、あまり頻繁に露出補正は
要らなそうです。

●連写
あまりソニーはアピールしてませんが、これスゴイです。裏面照射
センサーの賜物だそうですが、秒10コマ、しかも電子処理ではなく
実際にシャッターユニットが駆動しての撮影。他社コンデジでは
高速連写は画素数半減なんてことも多いですが、これは1000万画素
フルサイズでそれですから驚きです。このモードでレリーズすると
「シャシャシャシャシャッ」と凄い勢いで連写。レリーズボタン
から指を放すと撮影停止・書き込みが始まります。メディアの
クラスにもよりますが、この書き込みにはけっこう時間がかかります。
さらに感心したのは、再生した時に、一連写ごとに画像を
「グループ」にまとめてくれるんですね。たくさんの画像を閲覧
するときには、表示されるのは連写された先頭の画像だけ。
ざっくりと画像をチェックしたい時に、同じような画像を延々と
めくっていく作業をしなくてもいいわけです。気が利いてますね。
もちろんその「グループ」を開いて、連写の一コマ一コマを
じっくり閲覧することも可能です。個人的にはここまでの連写を
使う場面はまずないんですが、海や雪山でスポーツする人には
最高のオモチャでしょう。

●ズーム
ボディのサイズがサイズなので仕方ないとはいえ、レバーは小さい
です。屈曲式なのでズーム音は非常に静か。レスポンスもよく、
望遠端までのズームアップの速さ、途中の焦点距離で小刻みに
停止させる反応、ともに不満は感じません。

●動画
1280*720のHD動画をMPEG4で記録します。MPEG4はファイルサイズが
軽くて、ファインモードで撮った動画も、わしの使っている非力な
シングルコアのノートでもまったくコマ落ちせずに再生できます。
これは嬉しいですねー。なんか調子に乗ってたくさん撮っちゃい
そうです。ちなみにIXY D 930ISのMOV動画は重いので、再生には
デュアルコア必須です。撮影中にズームが可能なのも◎!
前述のようにレンズ駆動音がほとんどないので、動画にズーム
音が記録されないのはポイント高いですよ。

●マクロ
切り替えなしで、最短は広角端で8cm、望遠端で50cm。いちいち
アイコンタッチとかしなくても接写ができるので実に快適です。
ていうか、なんでこのご時世に、いまだにユーザーに切り替え
操作を強いるメーカーが存在するのかが疑問です。ねえキヤノン
さん!



●再生
撮影モードから再生モードへの切り替えレスポンスはまずまず。
激速ではありませんが、悪くはありません。専用のボタンと
アイコンタッチ、どちらからでも切り替えられます。レリーズ
ボタンの軽いタッチで撮影モードへ復帰します。こちらはサクッ
と快速です。やや不満を感じるのは、再生画像を次々閲覧したい
場合、アイコンタッチか、画面を「なぞる」動作が必要なこと。
スライドショーにする以外、必ず両手が必要なんですね。これ、
以外と面倒。IXY D 930ISはカメラを振ったり、ホイール回したり、
片手で閲覧する方法が複数あります。こういう遊び感覚はソニー
の方が得意そうなんですが。

●その他もろもろ
・最近のデジカメとは思えないほど取説が薄いです。こっちには
本当に最低限のことだけ書いてありまして、込み入った説明は
付属のCD-ROMに収録されたPDFファイル形式の電子マニュアルに
記載されてます。紙資源とコストの削減ですね( ̄▽ ̄)
実際、メーカー独自のややこしい機能はほとんどありませんし、
簡単に機能説明をしてくれるヘルプアイコンも搭載してます。
アイコンのデザインやレイアウトも非常にこなれてまして、
ある程度デジカメを使ったことがいる人なら、ぱっと見でだいたい
わかるようになってます。
・スライドカバーにはもうちょっと指がかりが欲しいです。今日
みたいな雨の日でも滑ることがあったので、乾燥した日はちょっと
開けにくいことがあるかも知れません。
・買ってから気づきましたが、内蔵メモリもあります。45MBですが、
あるとないとでは大違いです。μタフみたいに2GBくらいあると
最高だったんですが( ̄▽ ̄)そういえば三年くらい前、最初に
大容量内蔵メモリをデジカメに搭載したのはソニーでしたね。
あれ売れたのかなあ。

・広角端遠景。防水防塵で25mm超広角というのも実はゴイスー。


・望遠端近景。濡れ桜。ISO400。やっぱりやや細部がアマいですね。



スイングパノラマや手持ち夜景、ソフトスナップなんかについては
また後日( ̄▽ ̄)

◆夜景編はコチラ。


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