こんなん出ました

Posted at : 2010年 / 12月 / 09日
棚の奥からホコリにまみれて、こんなの出てきました。
サンパックの小型汎用ストロボB3000S。えらくレトロなデザインです
が、90年発売。つい数年前まで生産されてました。

フィルム時代からキヤノンとニコンとマミヤを同時に使ってました
ので、どれでも使える安いストロボを〜、ってことで買ったんでした。

横にもなるよ。
横にすると35mmの画角をカバー、縦にすると50mmカバーです。

さらにワイドパネルとテレパネルが用意されてました。

日本のストロボの歴史についてはほんとに資料がないんですが、
外光オートのクリップオンストロボがポピュラーになった70年代には
この薄型・縦横可動型が主流だったみたいですね。77年のカメラ用品
年鑑を見ても、各メーカー大半がこのタイプ(ただしヘッドが可動
しないものも多いです)。

このB3000Sは伝統ある形式の最終型だけあって、ヘッドがどちらの
方向にも90度バウンスできたりして、非常に実用的です。

付属品に銀色の厚紙が付いてまして、それを発光部のクリップに
挟み込んで、リフレクターに使えるんですねー。その素朴感が
たまりません。

GN30(ISO100/35mmカバー)の出力もサイズを考えると必要充分。
デジタル時代以前、後楽園ホールでプロレス観戦などしていると、
リングサイドでF4やF5にこのB3000Sを乗っけて撮ってる専門誌の
カメラマンが多かったですねー。軽量で取り回しがよく、プロからの
信頼も厚かったのがわかります。…まあ安かったので、どうせ壊し
ても買い換えりゃいいやというプロも多かったのかもですがw

すでにカメラのホットシュー実装率100%だった90年発売なのに、
わざわざシンクロケーブルまで装備してるのが専業メーカーの心遣い。
おかげでクラシックカメラにも使えます。

裏面。

左上の四角がレディライト兼テスト発光ボタン。その隣が適正露光
シグナル。左下が電源スイッチ。その隣が外部電源(AC及びニッカド
バッテリーパック)用ソケット。

操作部。これぞアナログ! シンプルの極み。

外光オートモードでは絞りが二段階しか選べません。
画像の状態だと、ISO400のフィルムなら絞りは5.6にしておけば
だいたい露出が合いますよ、ということ。もちろんカメラ側は
マニュアル露出モードに。シャッター速度はX以下にしなくては
いけません(画像のニコンFE2なら1/250以下に)。

下のレバーを黄色いAに合わせると、オートのまま出力が二絞り分
アップ。つまり絞りは11に。

最後はマニュアルモード(ホコリが汚くてすみませんw)。

画像の目盛りを読むと、ISO400、発光出力1/4、被写体までの距離が
2mなら、カメラの絞りはf16ですよ、ということ。非常に明快です。

古い汎用ストロボは接点に強い電圧がかかるので、今のデジタル
一眼に付けるとカメラが壊れちゃうことがありますが、こやつは
EOS 50Dに付けても全然大丈夫です。ただしすべてのデジタル一眼
への使用は保障しておりませんので、取り付けは自己責任で。

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