『+チック姉さん』

Posted at : 2012年 / 08月 / 16日
先日いただいたねんどろいど姉さんに同梱のアニメがあんまり面白かったので
原作買ってきました。栗井茶『プラスチック姉さん』(1)〜(5)。

アニメに劣らず面白かったなあ。「美少女部活もの」というにはあまりにも
シュール、あまりにも暴力的。帰省先の実家でずーっと読んでました( ̄▽ ̄)

気まぐれと無邪気と悪意が服を着ているような三年生部長「姉さん」
一個下ながら姉さんの横暴に容赦ない血の制裁を加える「オカッパ」
基本的にはなだめ役、ただしアイプチを指摘するのは厳禁の「マキマキ」。

そんな模型部三人娘を中心に、いつも女子下着を着用している爽やか
ガチホモ野球部員「国木」、ブサイクなのに美容命の「美しさの人」、
とある一件から姉さんの舎弟になったチビ双子「ウノとサノ」(可愛い)、
イケメンだけどだらけてばかりの生徒会コンビ、聖人なのかゲスなのか
わからない謎の坊ちゃん刈り「ヨシくん」、中学時代から姉さんを
つけ狙う宿敵「佐々木」といった濃いキャラたちが繰り広げる奇妙な
学園生活。

練ったプロットの面白さというよりは、局面局面でポッと出る台詞の
ちょっとした言い回しのセンスで笑わせるマンガだと思いました。
それと意表をつく人間関係。そもそもこういうマンガでヒロインが
同じ部活のメンバーに「聞けブスども」なんてふつうまず考えられない。
このドギツさがクセになりますね。

個人的ベストエピソードは1巻所収の『乙女チック』。
模型部で誰が一番カワイイか決定戦のお話。意外にも最初に脱落した
姉さんが珍しくいい先輩ぶりを見せるオチとか、審査員の真田くんに
媚を売るオカッパとマキマキとかいちいちほのぼのします。

衝撃的だったのは5巻の最後のエピソード。1巻からずっと姉さんに
アホみたいな意地悪を続けていた佐々木が男子に告白されて・・・
というお話。てっきり佐々木は百合ヤンデレかと思っていたのですが、
実は誰にでもヤンデレだったのですね・・・佐々木のヤバさに気づいた
男子のリアクションが実に新鮮で、作者独特のシャープなセンスが
よく現れていると思います。



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