やっぱりよく写る

Posted at : 2009年 / 11月 / 24日
先日、お仕事でちょっとだけ女の子を撮らせていただいた時、
EF-S10-22mmF3.5-4.5も使ったんですが、その画像をちょっと
見直してみました。

よく写ってるんですわ、これが。
単焦点のEF50mmF1.4(わしのポートレート定番玉)と一緒に使った
んですが、半逆光でも非常に線の細い、シャープな描写でした。
逆光だと、ヘタすると単焦点の50mmより色もシャープネスもいい
くらいです。そりゃまあ50mmF1.4は、フィルム時代からまったく
手つかずの、設計の古いレンズですから、そのあたりデジタル専用に
最新技術で設計されたEF-Sレンズに一歩後れを取るのも仕方ない
ことではあるんでしょうが。内面反射処理とかコーティングとか、
設計用の電算技術とか20年分の進歩があるわけですからね、新しい
レンズには。

今まで風景、スナップ一辺倒だったわけですが(そして今後もそう
でしょうが)、たまに変わった被写体を撮ってみるというのも
いいもんですね。

あ、よく考えてみたら、50D買って以来、RAWでガシガシ連写なんか
したのも初めてでした。これもほとんどストレスなくやれてホッ
としました。20Dなんかだと、ちょっと撮ってはバッファ空き待ち
で、すっごくテンポが悪くなりましたから。50DだとRAWでバババッ
と連写を続けてもほとんど待ち時間ナシで、モデルさんを手持ち
無沙汰にすることもありません。30分くらいで8GBも撮っちゃった。
女の子撮りも、もう少しやりたいもんです( ̄▽ ̄)


(EOS50D + EF-S10-22mmF3.5-4.5)

余談ですが、50mmF1.4ってのは不遇なレンズですね。
80年代半ばのAF革命と歩調を合わせるように、レンズの世界も
ズーム全盛になり、マニュアル時代には「標準レンズ」としての
不動の地位を保持していた50mmは、いつしかカタログの端っこに
追いやられる「特徴のないレンズ」になってしまいました。

ちょっと本腰を入れて人物写真などをやり始めると、たいていの
人は「やっぱ50mmはスゲエ!」と標準レンズの「再発見」をする
わけですが、そーゆー人は所詮少数派。わしも50mmは「一応持って
いる」だけ。女の子を撮る時は、屋外では100mm(たまに85mm)、
屋内では35mmばかり使ってました。

やがて21世紀になり、時代はデジタルとなるわけですが、主流
フォーマットがAPS-C判となり、50mmは85mmの代用品として、
ポートレート派の間で再注目されるようになりました。ただし
ユーザー層としてはマイノリティでしかなく、特にキヤノンの
ようなメーカーが、「標準」50mmの新規設計に乗り出すことは
ありません(F1.2Lは価格的に論外です)。

50mmの存在意義にある種の美学を持つニコンはもとより、
(ミノルタの遺産を継承しているとはいえ)一眼レフ最後発
メーカーであるソニーまでもが新設計50mmをきちんとリリース
しているわけで、キヤノンの企業姿勢はまことに怠慢と言わざる
を得ません(ペンタの55mmは価格的にEF50mmF1.2Lと同カテゴリ
ですね)。

とりわけサードパーティでありながら、敢えて儲けの薄そうな
ジャンルに乗り出したシグマの姿勢はやはり素晴らしいとしか
言いようがありません。わし自身も、数年前のようにポートレート
を撮る機会がたくさんあったなら、シグマの50mmは迷わず買って
いたでしょうね…(遠い目)。

海外では、キヤノンも6月に50mmF1.4と35mmF1.8をリリースする
なんてウワサが囁かれていたようですが、結局ガセでしたね。
まったくもって残念至極であります。


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