もういくつ寝るとお正月

Posted at : 2009年 / 12月 / 30日


昨日の葉っぱ教官の記事をアキバblogさまにリンクしていただいた
ので、今日はアクセスがふだんの二十倍です( ̄▽ ̄)
もしかしたら一日のアクセス記録更新するかも。
アキバblogさまありがとうございました。

そんなこんなで、今年の更新はこれでおしまいです。
また来年お会いしましょう。
それでは皆様、よいお年を( ̄▽ ̄)




しっかしひどい映画でしたな、『ベクシル』。
深夜にやってたんで、つい見てしまいました。




ハイテク技術によって完全鎖国した日本。その不穏な情勢を察知し、
日本に潜入する米国特殊部隊を描いたSF。設定はめちゃくちゃ
面白そう。しかも原作なしの完全オリジナル。志、高いですねえ。

確かに映像技術もサウンドデザインも素晴らしい。アクションシーンの
迫力は邦画のレベルを軽く越えてました。

ただ、褒められるのはココまで。
いくらSFが絵空事だといっても、設定に説得力を持たせるだけの
最低限のリアリティは必要だとわしは思うんですが、日本の脚本家
って、そう思わない人が大多数。

細かいところをつついていったらキリがないんですが、たとえば
全国民が強制的にアンドロイド化されて10年たってるのに、10歳
前後の子供がいるのはなぜなんでしょうか。アンドロイドも妊娠
すんのか成長すんのかと。

荒野にいるサンドワーム(笑)は、終幕のカタストロフでも重要な
役割を与えられたキャラクターなんですが、一体どういう理屈で
存在しているのか説明が一切ないのも、なんかモヤモヤします。

タイトルロールであるヒロイン・ベクシルは米国特殊部隊の腕利き
兵士という設定なんですが、華奢で感情的で、行動原理もどう見ても
兵隊のそれではありません。そこらのねーちゃんです。

しかし一億数千万の全国民、それこそ子供から赤ちゃんから乞食に
いたるまでご丁寧に全員をアンドロイド化するという壮大な計画には
きっとわしがアッと驚くような秘密があるに違いない。わしはただ
その一点だけを楽しみに、ガマンして見続けます。

ところが最後に明かされたその理由とは。
日本を支配する巨大企業の社長(哀川翔そっくりで小物感満点)が
「アンドロイドは人類の進化だー」という狂った思想のもと勝手に
始めた実験だったんですと。

わし、素で椅子から転げ落ちる。

大企業ってふつー役員が何十人もいるんだぜ。誰一人止めるヤツ
いなかったのかよ。億を超える人間全員に処置するまでに何ヶ月も
かかるだろ。

万事がこんな具合に薄っぺらくて古くさいので、登場人物たちの
吐くステキな台詞の数々も、すべて上っ面のスッカスカです。
しまいにゃ、「日本民族は滅びた。でも希望がある限り私たちは
永遠だ」とか自信満々にハーフ女優に読まれてもさ。このラストで
カタルシスを得る日本人が一人でもいると考えてこの台詞書いたん
なら、脚本家は大和重工の社長と同じレベルのキチガイですわ。
やれやれ。

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