『ベントラー ベントラー』

Posted at : 2010年 / 05月 / 25日


先週から個人的に「宇宙人強化週間」でして、宇宙人関係の本
(ただしニューエイジやらアセンション関係の気色悪いヨタ本は除く)
を買い漁って読んでます。

その一環で読みました、野村亮馬『ベントラー ベントラー』全3巻。
さまざまな「外星人」たちが気楽に街をうろつくようになった近未来。
基本的にみんな無害だけど、ときどきちょっと迷惑なことがある。
そんなとき出動する「首都圏民営警察外星生物警備課」ののんびりした
活動と日常を描くまったりSF。

ちょっとした台詞の端々に、細かく凝った考証が光る、古き良き
「センス・オブ・ワンダー」を軽妙に描く、実に健全なSFマンガでした。

ヒロイン澄子をはじめ、万事ことなかれ主義で緊張感のない「警備課」
(警察というより、市役所の「すぐやる課」みたいな感じ)の面々。
澄子を気に入って、通訳係として勝手に出入りするようになる
調子のいい外星人クタム君(しかし実にイイ奴)。キャラクターも
それぞれ魅力的。

媚び上手だけど実は自分の目的を果たしたいだけの打算的な美少女
アンドロイドや、「人類の進歩と拡張」「ナメられない国」を唱える
アメリカの対外星組織のメンバーなど、脇キャラにもそれぞれの
行動哲学があるあたりもいい感じでした。

まあ最終回はややヤケクソ気味というか、アンハッピーでもハッピー
でもある、ちょっともの悲しい終り方。キレイな幕切れではあるん
ですが、まったりのままシメてもよかったのになあ。

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