『おジャ魔女どれみ16』

Posted at : 2012年 / 01月 / 14日

昨年12月に講談社ラノベ文庫(しっかしヤル気のないレーベル名)の
ローンチタイトルの一冊として出ました『おジャ魔女どれみ16』、
読みました。


あのおジャ魔女たちが16歳の高校生になりました、という後日談。
著者はアニメ全シーズンのシリーズ構成を務めた栗山緑氏だけに、
雰囲気やキャラクターの設定にはブレがなく、オリジナルのファンには
不満のない仕上がりにはなっています。いや、どれみがイケメンに
成長した小竹にフラれたとか、はづきっちが矢田と付き合ってるとか、
あえて知りたくなかった人も多いでしょうけど( ̄▽ ̄)

あとねー、小説として面白かったかというと、微妙です。
短編的なエピソードを詰め込みすぎていて、いきおい一本一本の
密度は薄くなってます。前半にあった、消息不明のおんぷちゃんを
探すエピソードを軸に、きっちり長編にして欲しかったなーと
個人的には思います。後半の、はづきがネットいじめにあってる
話とか要らんでしょ、どう考えても。


玉木麗華ちゃん(この子好き)のエピソードがあったのは嬉しかった
けど、これも山場のない、あってもなくてもいい話。せめて16歳
バージョンの玉木の挿絵があれば・・・(さぞや巨乳に成長して
いることでしょう)。後半に行くにしたがって、こういうどうでも
いいサブプロットが多くなるのは、全体の印象を散漫にしている
一因だと思います。挿絵といえば、絵が入るページ構成もバランスが
悪くてなんかヘン。あと私服や制服姿のどれみたちをもっと描いて
欲しかったなあ馬越さん。

どれみの一人称文体で話が進むのはいいんですけれど、このせいで
状況説明が伝聞で描かれるところがあちこち目につき、臨場感が
弱いところも気になりました。

とりあえず2巻が出るのは既定のようで、次は今回まったく出番の
なかったももこちゃんとハナちゃんが活躍してくれることでしょう。
栗山先生、できたら小説ハトプリも書いてくんちぇー。できたら
いつき会長主役で。


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