『セーラーV』読んでみた

Posted at : 2013年 / 09月 / 10日

セラムン回顧第3弾、武内直子『コードネームはセーラーV』
(新装版)読んでみましたよ。



原作『セーラームーン』もざっととしか読んだことないんですが、
今から全巻買うのもいろいろしんどいので、とりあえず『セラムン』
の原型である『セーラーV』(こっちは新装版全2巻なので)を
読んでみましたよ。

もともとこちらのアニメ化企画が進んでいたそうなんですが、
「セーラーV」という言葉が某筆記具メーカーの商標にカチ合って
しまい企画が頓挫。しかし全部バラすのも惜しいということで、
アニメ化を前提に世界観をブラッシュアップして『美少女戦士
セーラームーン』が生まれた、というのは有名なエピソード。

ということで、『セラムン』にはセーラー戦士の一人セーラー
ヴィーナスとして登場する愛野美奈子ちゃんがうさぎたちと
出会う1年前、セーラーVとして単独活動していた時期の物語です。

ファーストシーン。

いいですね〜(;゚∀゚)=3
90年代前半、女の子の体操服は普通に紺ブルでした。
本作での美奈子はスポーツ万能。体育祭ではほぼ出場
全種目で一位、ハーフマラソンでは男子をもぶっちぎって
優勝という運動神経の塊みたいな子です。ちなみに
部活はバレーボール部ですが、#1以外活動描写はありませんw
それにしても美奈子ちゃん胸でっけー。設定年齢13歳なんですがw

#2のトビラ。

翻るスカートにペチコートのチラリズムという、少女マンガ
らしからぬサービス精神がいいですね。このあたりもアニメ化
企画につながったのは想像に難くありません。

#1より。いきなりサービスシーンありすぎ( ̄▽ ̄)


#15より。

なんか「チャイドル」という言葉に大きな誤解がある
気がしますし、このむちむちスク水姿にはワイセツ感しか
感じません! ちなみにこれ、女優オーディションに
セーラーVの変身能力を使って臨んだシーン。合格しちゃった
ので、ある意味チートですw それにしても懐かしいなあ、
チャイドルブーム。あの世代のチャイドルたち、今ではもう
人妻ですよ……(遠い目)

同じく#15より。ついに美奈子ちゃん全裸。
どこが中学1年生やねんというスタイルですね。


全体的に体育会系美少女である美奈子ちゃんですが、
ひとりでゲーセンに行って格ゲーでハイスコアを競う
ヲタっぽい一面も。

ちなみにこのエピソードでは、ゲーセンに可愛い女の子や
カップルが出入りすることに独りルサンチマンを燃やす
まるであの日の俺達のようなキモヲタゲーマーと戦いますw

そんなこんなでナゾの白猫アルテミスに導かれ、
正義の味方セーラーVに変身することになる
美奈子ちゃんですが・・・

「ムラムラしてくるわ!」ってなに!?
いやまあ、イケメンヤンキーが片思いしている女教師に
変身したらキスされて大喜びしてたり、単にイケメンという
だけの理由で気絶している青年刑事の唇奪ったりとか
(おいおい逆レ◆プ寸前やん!)、とんでもないビッチぶり
ですからねセーラーV。多分変身すると本当にムラムラ
しちゃうんでしょうねウン。

いいですね、ヘソチラ(ヽ´ω`)…

そんなセーラーVには「ボス」と名乗るナゾの上司がいて、
「チャーリーズエンジェル」のチャーリーよろしく、毎回
無線の声だけで美奈子ちゃんに指令を下します。

そしてゲームセンタークラウンの地下にはなにやらハイテクな
秘密基地が! この基地は原作版の『セラムン』にも引き継がれ
ましたが、果たして「ボス」とは何者だったのか!? 正体は
明かされないまま美奈子ちゃんは勝手にセーラー戦士として
覚醒してしまうので不明なままです。おそらく武内センセも
忘れてしまっていることでしょう。

なんと百合キャラまでレギュラーに揃えてある行き届きぶり。
セーラーVに萌え狂っている警視総監・桜田夏菜さん。

ボディコンファッションのジュリアナスタイルというのが
なんとも時代を感じさせます(もちろん巨乳です)。
彼女はのちに美奈子ちゃんと直接知り合い、セーラーVの
正体を知る唯一の人物となります。もうちょっと連載が
続いたら、面白いキーパーソンになったかもしれません。
これほど若くして警察機構のトップに登りつめるとは、いずれ
ただならぬ女性なのは間違いありません。なぜかときどき
「長官」と呼ばれてたりしますがw なお本作最終回では、
セーラーVは彼女のスカウトに応えて、警視庁と協力関係を
結ぶこと(美奈子ちゃんの言葉を借りれば「バイト」)が
示唆されています。ちなみにうさぎたちの担任教師ハルダこと
桜田春菜さんは彼女の実姉。

怪盗エース。

この世界におけるタキシード仮面的存在として終盤に登場します。
仮面の下は大人気美少年アイドルで、もちろん美奈子ちゃんは
一目惚れ。どうやら前世ではシルバーミレニアムの名も無き
下級兵士で、守護神セーラーヴィーナスに思いを寄せていた
ようですが、現世ではダークキングダム四天王の配下ダン
ブライトというのがその真の姿。心ならずも彼と戦ううちに、
セーラーVはプリンセスを守るセーラー戦士としての宿命を
思い出します。

最終回、戦いに敗れたダンブライトに問いかけるセーラーV。

カッコいいですよね、ここ。
#1のストーリーは、片思いしていた憧れの先輩が実は妖魔で、
セーラーVは初陣で彼を消滅させてしまうという悲恋物語でした。
きちんとそこにつなげて「環を閉じる」構成、お見事です
(余談ですが#1は美奈子ちゃんのトレードマークである大きな
リボンの由来についても語られます)。

きちんと『セーラームーン』につながっていくストーリーラインも
急ごしらえとは思えないキレイなもので、このあたりは思わず
うなりました。途中に幾つもあった投げっぱなしの設定や、
でたらめなエピソード(たとえば愛野一家がハワイ旅行の予定から
手違いでギリシアに行ってしまいますが、結局ギリシアだった
意味はまったくなかった回とかw)もすっかり忘れてしまうほどの
感動ですよw

いやあ、ほんと普通に面白かったし萌えたなあ(処女厨の人は
多分耐えられないでしょうけどw)。いいエピソードつまんで
セーラームーンリメイクの前夜祭的単発アニメにしたらいい
のになあ、なんてちょっと思いましたハイ。



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