レンズの味

Posted at : 2013年 / 09月 / 17日
台風が過ぎたらいっきなり秋空になりました。
一昨日まで湿度がすごくて汗だらっだらだったのに、
急に冷えたんで、朝目が覚めたらもう喉痛いわ
鼻つまってるわ、ほぼカゼですねコレ。



デジカメWatchに「ニコン、“レンズの味”と“収差”の関係を解明へ」
という面白い記事がアップされてました。

『カメラ用交換レンズのすべての収差を測定できる計測装置
「OPTIA」と画像シミュレーターの連携運用』によって、
過去の名玉を再分析して、いわゆる「味」というすこぶる
主観的な評価を定量化できるかも、ということのようです。

ほんとに可能だとしたら面白い記事ですね。
一般的に「カリッカリにシャープだけど味わいには乏しい」
という定評(もともと報道写真用システムで名を上げた
メーカーなのでいたしかたない帰結)のニコンがコレをやる
というのがまた面白いです。

そもそも「味」ってなんなのよって話でもありますしね。
ズマリットがどーしたゾナーがどーしたウンチク垂れる
ジジイは多いですが、それならではの「名作」ってあんまり
ないでしょ。日本人が評価の重要要素に挙げているボケ味
にしても、カール・ツァイスなんかはそもそも評価項目にすら
していないって話もあります。

じゃあ「味」ってないのかよと言われれば、確かに「ある」
からまた困るんですよ。編集者やってた頃、初めてハッセルの
プラナーで某プロが撮ったポジを見た瞬間、その形容し難い
透明感に思わず「どひゃー」って叫んじゃったこともありましてねえ。

しかしまあ、そんな論議自体がもう前世紀のものなっちゃった
感も否めません。デジタルカメラ時代になって、ユーザーの
関心はもっぱら解像度と収差補正のみになっちゃったみたい
なところありますよね。わかりやすい定量評価ではあるん
ですが、それ一辺倒ってのも即物的でニントモカントモです。

ニコンのこの作業で、「レンズの味」の謎が、科学的に解明
されるといろいろ楽しいでしょうなあ。



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